フランチャイズとはどんなビジネス?|儲かる業種や飲食店で人気のフランチャイズ9選をご紹介
「フランチャイズって実際どんなことをするの?」
「飲食店での独立は稼ぐのが難しそう」
昨今、働き方改革などによって独立開業を目指す人が増えています。
その中でもフランチャイズ契約は、新規開業を検討している人たちから注目を集めているビジネスのひとつです。
今回はフランチャイズ契約の基本や儲かる業種、人気の飲食店まで詳しく解説をしていきます。
一見不況な飲食業界ですが、業態次第では需要の高いお店となり得るのです。
フランチャイズ契約を考えている人や、飲食業界に興味のある方は是非参考にしてみてくださいね。
フランチャイズとは?
フランチャイズの本部に、個人や法人で加盟し、お店の看板やノウハウ、サービスを利用して稼ぐ権利をもらいます。
その権利を利用して、本部へ決められた対価を支払いながら経営をしていくのがフランチャイズと呼ばれる事業形態です。
本部へ支払う対価のことを「ロイヤリティ」といいます。
ブランド力や構築されたノウハウがゼロの状態からはじめるよりも、ブランド力や集客力が高いため、権利使用料としてお金を支払うことになっているのですね。
加盟した人が最初にあれこれと考える必要がないのもメリットです。
以下の記事では、フランチャイズオーナーの年収やメリット・デメリットについて詳しく解説しています。「フランチャイズについて全くわからない」という方は、ぜひご覧になってみてください。
フランチャイズを始める方法
すぐにフランチャイズで独立したいという方は、最初にどれくらいの資金が用意できるのかを決めましょう。業界を先に決めても資金がないことには始められないからです。
但し、資金のみで業界を決めるのは危険です。本当にその業界でやっていける見込みがあるのかをしっかりと調べる必要があります。
業界をしっかりと見定めたいという方は、先に参入する業界から決めましょう。
業界を決めるには自身の判断基準が必要です。働き方や本部の理念に共感できるか、将来的な成長が見込める業界であるかどうかも大切ですね。
フランチャイズは各企業のサイトや、独立開業のポータルサイトなどで募集を行っています。
募集を見て気になる店舗を見つけたら、まずは説明会に参加をしましょう。
フランチャイズで儲かる業種とは
昨今の新型コロナウィルス感染症の影響によって、市場状況は大きく変化しています。
飲食店ではテイクアウトやデリバリーといった業態転換を行ったり、お客さんが店舗に長時間滞在しないようなサービスが人気です。
フランチャイズでは移動販売やテイクアウト、高齢者向けサービスなどの需要が高まっているようですね。
フランチャイズで人気の飲食店9選
フランチャイズの中でも、工夫された業態を取り入れる飲食業界が注目を集めています。
今回は飲食業界に絞り、人気の店舗9つを見ていきましょう。
1.HottoMotto(ほっともっと)|人気のお弁当テイクアウト
「ほっともっと=お弁当」という位置付けが定着されているほど、お弁当業界では人気の店舗です。
直営店をそのまま引き継ぐ制度を利用し、従業員の採用や内装・設備に必要な必要を削減できます。
開業費用は290万円(税抜き)とされており、飲食業未経験でも開業しやすい資金設定といえるでしょう。
HottoMottoのフランチャイズに契約関する概要はこちら
2.ニコニコキッチン|高齢者配食サービス
高齢化が年々進んでいる日本では、高齢者向けの配食サービスの需要が高まっています。
容器回収によるコストの削減や、本部の栄養管理士が手掛ける高齢者向けメニューの開発により、高齢者に寄り添ったサービスの徹底がなされているのが特徴です。
開業後1年間の間はSV(スーパーバイザー)の同行、営業活動の代行による初動のサポートを行っているため、開業後も安心して活動に専念できます。
3.丼丸|ワンコインでテイクアウトできる海鮮丼
省スペースで開業が可能なテイクアウト専門店「丼丸」。
失敗事例の共有や推し進めない募集スタイルから、丼丸を経営する会長の想いが伝わります。
開業資金は約500万円前後で、内装工事や店舗取得費用などによって差があるようです。
4.鶏からの家|テイクアウト&デリバリーのから揚げ専門店
イートイン、宅配、テイクアウトなど、オーナーが自由に業態を選択できるのが特徴のから揚げ専門店です。
月の固定費は0円、物件によっては300万円以下での開業が可能で、あとから本部が運営している他ブランドの店舗を出店することもできます。
追加の加盟に費用がかからないのも強みですね。
5.BUNK SANDWICHIS(バンク・サンドイッチ)|ホットサンド専門カフェ
ポーランドで人気のサンドイッチのお店が2021年12月に日本初上陸する予定です。
柏の葉キャンパス駅を一号店として、加盟店を募集しています。
バンク・サンドイッチの場合はフランチャイズ契約ではなく「ライセンス契約」という契約形態です。とはいえ、開業前後のサポートやSV(スーパーバイザー)による伴走で安心して独立ができるでしょう。
6.ファンキーバナナ|バナナジュース専門店
バナナジュースと聞くと若者向けをイメージする方もいるのではないでしょうか。
インフルエンサーやSNSを活用したマーケティングで、集客効果を高めているのが特徴です。
開業費用にはスターターキットの提供も含まれており、のぼりやチラシ、容器などの必要な備品が揃った状態での開業が可能です。
マイナビ独立のページより、資料請求ができます。
7.ふわこっぺ|こっぺぱん専門店
開業資金150万円から始められるこっぺぱんの専門店です。
導入研修とマニュアル、ブランド力を利用すれば人員の確保にもそれほど苦労はしないかもしれません。
オリジナル商品の販売や、自身で考えた価格設定も可能なため、自由度の高い経営が実現できます。
8.SHARE THE SOUP(シェア・ザ・スープ)|低資金からはじめるスープ専門店
テイクアウト専門店か、キッチンカーでの販売いずれかから選択できるスープ専門店です。
店舗やキッチンカーはリース利用が可能で、開業資金は150万円~と低資金からはじめられます。
離乳食向けや女性向けの美容系スープ、高齢者向けの栄養を重視したスープなど幅広い年代を対象としたメニューを取り扱っているのが特徴です。
キッチンカーなら、交通の便がよくない場所に設置するなどの手段も利用できますね。
シェア・ザ・スープのフランチャイズ契約に関するホームページはこちら
9.カリガリカレー|カレー×移動販売戦略
加熱機器と大型炊飯器、キッチンカーを利用し、幅広い世代に愛されるカレーライスを移動販売できるのが「カリガリ」です。
キッチンカーの手配や売れるエリアの紹介など、サポートが充実しています。
メディアにも多数出演しており、ブランド力を活かして心強いスタートができそうですね。
カリガリカレーのフランチャイズ契約に関するホームページはこちら
まとめ
今回はフランチャイズの中でも「飲食業」で人気のある店舗についてご紹介しました。
飲食業と聞くと難しいイメージや、高い開業資金が必要というイメージがあるかもしれません。しかし業務形態の工夫次第では低資金で軌道に乗せることもできそうですね。
説明会でお金を支払う必要はありません。
まずは気になる業界や店舗を見つけ、説明会に参加をしてみるとよいでしょう。
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