物販で仕入れるための基礎知識!おすすめの仕入れ先や仕入れのコツについて解説
「仕入れ」は物販ビジネスを行う上で重要な工程のうちの1つです。
物販ビジネスは初心者でも挑戦しやすい業種ですが、仕入れに失敗すると大量の在庫を抱えることになってしまうため、最低限の基礎知識や仕入れのコツは知っておきたいところです。
この記事では、物販ビジネスで上手く商品を仕入れるための基本的な知識について分かりやすくまとめています。
これから物販ビジネスを始めようと思っている方、仕入れの工程で躓いている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
物販ビジネスの種類と利益がでる仕組み
物販とは文字の通り「物を販売する」という意味で、いかに安く仕入れて高く売れるかがポイントとなります。
また、物販ビジネスの利益は単純に「販売価格=利益」というわけではありません。
具体的な仕組みとしては
「販売価格>仕入れ価格+送料や手数料などの諸費用」
となることを覚えておきましょう。
物販ビジネスにおいては、仕入れや販売の際に送料や手数料の負担が必要なケースがほとんどなので、想定利益などを算出する際は忘れずに諸費用も含めて計算しましょう。
物販ビジネスの種類
一口に「物販」と言っても、実は様々な種類があることをご存じでしょうか。
- せどり
- 無在庫転売
- 輸入転売
- 輸出転売
代表的な物販ビジネスの種類としては上記の4種類が挙げられます。
具体的にどのようなビジネスなのかを知っておきましょう。
- せどり
せどりは古本や洋服、雑貨、家電などを安く仕入れ、利益を上乗せした価格で販売を行う物販ビジネスです。
仕入れた商品は基本的にフリマサイトやオークションサイト、ECサイトなどのオンライン上で販売することになります。
そのため、商品を仕入れる際はオンライン上で販売されている価格や商品の状態などを参考に、仕入れるか否かの判断を行うのが一般的です。
また、せどりは中古品を含め星の数ほどある商品の中から売れる物を見つける必要があるため、商品リサーチの補助ツールなどの活用が有効的な場合もあります。
- 無在庫転売
物販というと在庫を抱えるイメージがあるかもしれませんが、「無在庫転売」は在庫を抱えずに商品を販売する物販ビジネスです。
流れとしては注文を受けてから商品の仕入れと発送を行うため、物販ビジネスにおいてネックとされている在庫を抱えるリスクがありません。
ただし無在庫転売は注文を受けてから動くといったビジネスの仕組み上、どうしてもスピード感に欠けてしまうというデメリットもあります。
消費者からすれば昨今のネットショッピングでは迅速な対応や発送が当たり前となっているため、事前に説明書きを追加するなどして理解を得る必要があるでしょう。
- 輸入転売
輸入転売は、海外から安く商品を仕入れて国内で利益を上乗せした価格で販売するビジネスです。
高級ブランド品を取り扱うのであればアメリカやヨーロッパからの仕入れが向いていますが、ガジェットや雑貨類、ファッションアイテムなどあらゆる物が激安価格で購入できる中国系通販からの仕入れは、高い利益率が期待できます。
ただし海外からの輸入は、粗悪品や偽物が紛れていることもあるため仕入れる際は注意が必要です。
商品レビューや出品者レビューを観察し、間違いない商品を見極めましょう。
- 輸出転売
輸出転売は日本国内で仕入れた商品を、利益を上乗せした価格で海外にて販売するビジネスです。
海外とのやり取りは基本的に商品の用意や到着までに時間がかかることが前提という認識であるため、無在庫転売との相性が良いとされています。
また、日本のアニメグッズやキャラクターフィギュアなどは、海外では希少価値が高く売れやすい傾向にあります。
ただし言語の壁を乗り越えなければならないデメリットも忘れてはなりません。
物販ビジネスで仕入れる手段とは
商品を仕入れる主な手段は3通りあります。
- 実店舗での仕入れ
- ネットショップでの仕入れ
- 海外輸入による仕入れ
実店舗での仕入れ
実店舗に足を運んで商品を仕入れるため、商品のクオリティや品質を実際に目で見て確認できる点が大きなメリットと言えます。
古物商許可証があれば、近場にあるリサイクルショップなどで仕入れを済ませることもできて便利です。
ただし近場に仕入れ先がなく、一度に大量の仕入れを行いたい場合に手間がかかるデメリットもあります。
ネットショップでの仕入れ
昨今の物販ビジネスで主流となっているのが、ネットショップでの仕入れです。
フリマサイトやオークションサイト、Amazon、楽天市場などのショップを利用して商品を仕入れます。
商品のリサーチから仕入れまでインターネット上で完結する手軽さがメリットですが、一方で送料などが必要なケースがある点や、実物を確認できないといった点がデメリットです。
海外輸入による仕入れ
海外の輸入サイトや現地に足を運んで商品を仕入れます。
商品は日本よりも安く売られていることが多く、利益を出しやすい点が大きなメリットです。
一方で海外輸入は言語や文化の違いで戸惑うことがあったり、中には粗悪品や偽物などが紛れ込んでいる可能性もある点がデメリットと言えます。
物販ビジネスで上手く仕入れる3つのコツ
- 仕入れる商品ジャンルを絞り込む
- 入念に商品のリサーチを行う
- 安くて安全な仕入先を見つける
できるだけ仕入れで失敗しないためのコツとしては上記の3つが挙げられます。
とくに難しいことではないので、商品を仕入れる機会があれば意識してみてください。
1.仕入れる商品ジャンルを絞り込む
売れる商品を仕入れるためには商品のリサーチが欠かせません。
そこで仕入れる商品のジャンルを絞り込み、作業時間の効率化を図りましょう。
またはじめのうちは実際に商品を仕入れる際、「売れなかったらどうしよう」など不安な点もあるかと思いますが、まずは深く考えすぎずに判断してしまって問題ありません。
物販ビジネスは経験がとても大切です。
2.入念に商品のリサーチを行う
実際のところ販売をしてみなければ分からないことも多いですが、「どの程度売れているのか」「いくらで売れているのか」「どの層に売れているのか」といった項目は最低限しっかりとリサーチしましょう。
また、ツールなどを利用して把握できる場合はどのくらいのスパンで注文が入っているのかも確認できると尚良いですね。
3.安くて安全な仕入先を見つける
仕入れる際は実店舗ではなくネットショップや海外輸入サイトを利用するという方も多いでしょう。
「利用者数が多い」「運営実績が長い」「レビュー機能がある」「補償制度がある」など、安く仕入れられる場所でありながら、安全に利用できる仕入れ先を見つけましょう。
とくに商品や出品者に関してはレビューで見極められることも多いですよ。
物販のおすすめ仕入れ先3選
ほんの一部ではありますが、参考までに比較的安全に利用できる海外のおすすめ仕入れサイトを3選ご紹介します。
Amazon(米国版)
Amazonを利用した物販ビジネスをお考えであれば、米国Amazonから仕入れを行うのもおすすめです。
GoogleChromeの拡張機能や企業が提供するツールなど、Amazonにおける商品リサーチの補助的ツールが充実しているため、初心者でも仕入れの判断がしやすくなっています。
また大手ECモールのAmazonですから、日本のAmazonと同じような感覚で安全に利用できます。
AliExpress(アリエクスプレス)
中国系の激安輸入サイトといえばAliExpress(アリエクスプレス)です。
雑貨類が数百円で購入できたり、ガジェットの海外版が日本よりもお得に購入できたり、ファッションアイテムも日本にはないデザイン性でありながら格安で購入できたりします。
また画像付きレビューを見れば出品者や商品がどのような品質なのかも把握できるため比較的安全です。
YOOX(ユークス)/海外ブランドファッション
海外の高級ブランド品を仕入れたい場合、YOOX(ユークス)が仕入れ先として人気です。
YOOXでは海外ブランドのアパレル用品をアウトレット価格で購入できます。
日本語にも対応していることから海外輸入が初めてでも日本の通販サイトと同じような感覚で利用できる点も魅力です。
まとめ
今回は物販ビジネスにおける仕入れの基礎知識やコツなどについて詳しくご紹介しました。
なお、株式会社NEXTでは自社による物販事業の経験を活かした、画期的な物販システムを独自開発し提供しています。
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