副業で輸入物販を始めよう!仕入れ方やメリットデメリットも詳しく解説
本業の傍らで副業としても注目を集めている輸入物販ですが、商品のリサーチ方法や仕入れ方はご存じでしょうか。
現在では輸入物販を便利にするツールも多数配信されているため、副業で時間に限りがあるという方でも効率的に進められるようになってきています。
今回は、副業で輸入物販をはじめたいとお考えの方に向けて、やり方やメリットデメリットなどの基本的な内容をお伝えします。
輸入物販に役立つツールについては下記の記事でご紹介していますので、ぜひあわせて参考にしてみてください。
輸入物販が副業におすすめな理由
物販といえば、日本国内の商品を仕入れて販売をしたり、自社商品を作って販売をしたりするのが基本的な方法ですが、昨今では中国や米国などから商品を仕入れて日本国内で販売をする「輸入物販」も人気を集めています。
日本国内の商品は品質が高いものが多いですが、その反面、物販の基本でもある「価格差」に大きな幅をもたらすことが難しく、また利益率の高い商品を日本国内で探すのも非常に難しい作業です。
一方で輸入物販は中国や米国などの海外から商品を仕入れることになりますが、1,000円程度で仕入れた商品が日本国内では3,000円~5,000円程度で売れるということも珍しくありません。
また安く仕入れられる分、輸入代行業者に作業を依頼するリソースや、ツール導入に費やせるコストも生まれるため、仕入れや交渉、検品、発送などの時間のかかる作業を他者に依頼をする判断も容易になります。
限られた時間の中で利益をあげなければならない副業での物販において、輸入物販は非常におすすめできるビジネスのひとつと言えるのではないでしょうか。
副業で輸入物販を始めるメリットとデメリット
メリットについては概ね前述した通りですが、改めてメリットに加えてデメリットについてもお伝えします。
副業で輸入物販を始めるメリット
メリットをまとめると以下の4つが挙げられます。
- 月に数千円程度の費用から始められる
- 中国輸入であればOEMを利用してオリジナルブランド商品が開発できる
- 販路が豊富
- 国内での仕入れよりも利益率が高め
とくに中国サイトを利用した仕入であれば、数千円程度の費用で複数の商品を仕入れられる余裕があるほか、海外のハイブランドを仕入れる場合でも、日本で購入するよりも正規品が安く購入できます。
また、中国輸入ではすでに工場やメーカーで生産されている製品にブランドタグが付けられる「OEM」のサービスも盛んです。
オリジナルブランドを開発しECサイトで販売してみたいという方にとっては、低いハードルで始められるでしょう。
仕入れた商品の販売先としては、自社ECサイトを作成せずともAmazonやメルカリ、ヤフオク、楽天市場など選択肢が豊富な点も輸入物販の大きなメリットです。
副業で輸入物販を始めるデメリット
一方で輸入物販のデメリットとして挙げられるのは以下の3つです。
- 商品の到着までに時間を要する場合がある
- 品質管理に苦労する場合がある
- 原価計算が複雑
副業を始めたい方にとっては魅力が多い輸入物販ですが、一方で海や国境を越えた商品の仕入れには時間がかかるほか、日本商品よりも不良品に当たりやすいということ、関税や国際送料などによって原価計算が単純ではないといったデメリットがあります。
輸入物販に限らず、物販ビジネスにおいてコストや利益の算出、管理は欠かせない作業のひとつです。
計算を誤ってしまえば、いざ仕入れて商品を売ってみると赤字になってしまったということにもなりかねないため、計算方法を把握することや、計算をサポートするツールの導入は視野に入れておきましょう。
また、商品の仕入れから販売まではできればスピーディーに行いたいものですが、輸入をする場合はそうもいきません。
たとえばコロナ禍の場合は物流に大きな影響をもたらし、商品が追跡できなくなってしまったり、忘れた頃に商品が到着したりといった問題が頻発していました。
さらに海外から輸入をする際、万が一詐欺被害に遭ってしまっても日本の法律が適用されずに救済されないこともあります。
こうしたデメリットも踏まえて、挑戦するかどうかを考えてみてくださいね。
副業におすすめな輸入物販の方法3選
輸入物販と一口に言っても、有在庫で販売をする方法や無在庫で販売をする方法、中国サイトから仕入れる方法や米国サイトから仕入れる方法などいくつか種類があります。
本稿では新たに副業で輸入物販を始めたい方におすすめの方法を3つピックアップしましたので、ぜひ輸入物販を始める際の参考にしてみてください。
中国サイトから輸入をしてAmazonやメルカリで転売
副業初心者や物販初心者にもおすすめしやすいのが、中国サイトを利用した商品の輸入です。
中国輸入の最も一般的な手法のひとつであり、コストを極力抑えた仕入れが実現できます。
主な流れとしては、Amazonやメルカリで売れた実績のある中国商品(と思わしきもの)をリサーチし、中国サイトから似た商品を探して仕入れ、国内のAmazonやメルカリで販売をします。
仕入れ先にはアリババやタオバオなどを利用し、安い商品をまとめて購入することで単品よりも安い価格での購入が可能です。
仕入れる際は品質の確認も兼ねて、はじめに少量から注文をするのがよいでしょう。
現在では中国輸入に特化した作業効率や確度を高めるツールも多数提供されていますので、ある程度資金力のある方はツールを導入するのもおすすめです。
海外ハイブランド商品を仕入れてECサイトで販売
ブランド商品の仕入れは中国輸入よりもコストがかかりますが、その分販売金額が高く一度に得られる利益が大きいことが魅力です。
また、高級ブランド品は海外サイトから直接仕入れることで現地価格での購入ができるため、日本国内よりも安く手に入れられます。
主な仕入先として挙げられるのはラグジュアリーブランドの取り扱いが多いSSENSEや、高級ブランドのセレクトショップであるMATCHESFASHIONなどが有名ですが、そのほかにもブランド品を取り扱う海外サイトは豊富です。
売れ筋商品のリサーチは中国輸入と同様にAmazonやメルカリなどを利用します。
販売を予定するECサイトによって購入者の傾向や属性が異なることもあるため、サービス利用者の需要をしっかりと把握するように心がけましょう。
ハイブランド品であれば、万人に好まれやすい定番モデルがおすすめです。
OEM・ODMを利用してオリジナルブランドを開発する
中国のメーカーや工場による商品を利用して、オリジナルブランドを開発する方法もあります。
中国輸入におけるOEMとは、一般的にはノーブランド商品に布タグを縫い付けたりロゴを入れるなどしてオリジナル商品にする方法です。
ODMは商品の素材やデザイン、仕様などを一部変更するなどの生産依頼をしてオリジナル商品を開発する方法を指します。
輸入物販ではサイト利用者の需要に合わせ、同じようなサイトから商品を仕入れるため、どうしても価格競争が発生しやすくなりますが、こうしたOEMやODMを利用したオリジナル商品を販売すれば、競合と競う必要はなくなるのが最大のメリットです。
また、OEMやODMに対応した輸入代行業者も多数存在しているため、想像よりも簡単にオリジナル商品の開発が実現できるでしょう。
通常の輸入物販に慣れた頃に挑戦してみるのもおすすめです。
副業におすすめな輸入物販の方法まとめ
輸入物販は日本国内での仕入れよりも安く商品を手に入れられる手法であり、コストを抑えられることから副業としても人気のビジネスです。
日本国内で仕入れを行う物販とは異なるデメリットもありますが、少量で仕入れる分にはそれほど費用を必要としないため、興味のある方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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