自動販促システムの「自動」はどこまで自動化できるのか?

自動販促システムといえば、株式会社NEXTが開発した輸入物販の「ACCESS」がありますが、実際にどこまで自動化が可能なのか疑問に思われている方もいるのではないでしょうか。

今回は一般的な自動販促システムの「自動化」の部分についてのお話と、ACCESSにおける自動化について深掘りをしたいと思います。

ECサイトの運営や、物販を始めようと思っている方、すでに事業運営をしているけれどもシステムの導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

自動販促システムとは?

自動販促システムとは、ECサイトやショッピングモールなどに関わる作業を自動化できるツール全般のことを指します。

パソコンだけでなくスマホでも操作が可能な製品もあり、兼業などで忙しい方でも出先で販売状況の確認ができるほか、人的コストの削減や販路拡大にも役立つ便利なシステムです。

また、自動販促システムはオンラインショッピングだけでなく、実店舗の運営に利用できるものもあります。

たとえば、実店舗とともにLINEの公式アカウントを運用しているお店では、ユーザーの属性を自動で振り分け、ユーザーに適したタイミングで、最適なメッセージが送信できるシステムを導入していることもあるのです。

そのほかにも、メールマガジンの配信はオンラインショッピングだけでなく、実店舗でも活用されていますよね。

このように、自動販促システムは幅広い業界や業態で導入されています。

自動販促システムの「自動化」はどこまで?

結論からお伝えすると、自動販促システムで自動化できる項目は、製品によってさまざまです。

・メール配信
・ユーザーの属性振り分け
・ユーザーに適したポップアップ表示
・受注処理や発送処理
・在庫管理
・他店舗との連携

など、一口に自動販促システムといっても、備わっている機能や対応できる項目は多岐に渡り、その内容は製品により異なります。

ただひとつ言えるとすれば、物販における商品のリサーチを自動化することは、あまり現実的ではないということです。

物理的に自動化ができたとしても、「売れる商品」を自動で判別して利益を上げることは容易ではないということが考えられます。

そのため、物販に特化した自動販促システムの中でも、商品のリサーチまでを自動化できる製品は少ないようです。

自動販促システムの選び方

なんでも自動化できるからといって、安易にそのシステムの導入を判断すべきではありません。

システムの導入には少なからず導入費用や維持費用が必要なほか、前述したように対応しているショッピングモールや、自動化できる項目も異なります。

そのため、自動販促システムを選ぶ際には、以下の4点を軸に判断をしてみるとよいでしょう。

  1. 自社にとって問題のないコスト(導入・維持費用)で導入できる
  2. 現在展開を検討しているECサイトやショッピングモールに対応している
  3. 今後販路拡大を視野に入れている場合は、対応可能なECサイトやショッピングモールと連携ができる
  4. 導入後、具体的な作業効率化や自動化のイメージができる

実際にシステムを導入して、「確かに自動化はできたけれども、それほど作業効率が上がっていない」ということであれば、そのシステムを使い続けるかどうか再検討する必要性が考えられます。

自身の事業に必要な機能であるかどうかはよく整理しておきましょう。

自動販促システムを導入するメリット

自動販促システムを導入するメリットとして挙げられるのは、以下の3点です。

  1. 人的コストの削減に繋がる
  2. 販路の拡大がしやすくなる
  3. ミスを減らせる
  • 人的コストの削減に繋がる

自動販促システムの導入がない事業では、受注や発送の処理を1人の顧客ごとに手動で対応しなければならず、注文が増えるほど作業負担も増えます。

しかし自動販促システムには受注や発送の処理を自動化できる製品もあるため、備わっている機能によっては大幅な人的コストの削減が見込めるでしょう。

  • 販路の拡大がしやすくなる

自動販促システムには、他ECサイトや他店舗との連携が可能なことも多く、そのような製品を利用することで多店舗展開が比較的容易になります。

はじめはAmazonなどのECサイトからはじめ、Yahoo!ショッピングや楽天市場、auPAYマーケットなどへと店舗数を増やしても、システムによってカートや在庫の連携が自動化できることもあるのです。

  • ミスを減らせる

ECサイトの運営においては、人の手で作業を行っていると受発注などの何らかのミスによって、顧客とのトラブルに発展してしまう可能性もあります。

自動販促システムでできる限りの作業を自動化することで、こうしたミスに繋がるリスクを抑えることが可能です。

ミスが起こりやすいプロセスを洗い出し、その作業に特化したシステムを探してみるのもよいかもしれませんね。

自動販促システムを導入するデメリット

自動販促システムの導入には、ビジネスに役立つ大きなメリットがいくつかありますが、デメリットも少なからず考えられます。

  1. 導入費用が必要
  2. 自身のビジネスと適合した製品を選ぶ必要がある
  • 導入費用が必要

自動販促システムの導入費用は、月額数千円程度のものから数万円のものまでさまざまです。

月額にくわえて「初期費用」が必要となるケースも多く、資金の少ない個人や小規模事業者の方にとっては導入が難しいこともあるでしょう。

やはりシステムの導入するデメリットとして一番に考えられるのは、費用面であるといえます。

  • 自身のビジネスと適合した製品を選ぶ必要がある

極端な例でいうと、Amazonに出店をしているのにAmazonとの連携に対応していないシステムを選んでしまうようなことです。

また、対応は可能であるけれども対応店舗の追加のために別途費用が必要となることもあります。

とくに資金の用意が厳しい場合には、よりシビアに製品を選ぶ必要があるでしょう。

ACCESSの自動化はどこまで可能?

冒頭で少し触れたように、株式会社NEXTでも自動販促システム(ACCESS)を独自開発し提供しています。

NEXTの自動販促システムは輸入物販に特化しており、米国Amazonと日本Amazonを利用した輸入物販に関わる作業の自動化が可能です。

自動販促システムのACCESSで自動化が叶うのは、以下のような作業です。

・商品情報の抽出
・想定される利益額の算出
・出品登録
・禁止キーワードの抽出および除外
・競合分析
・競合分析に基づいた適切な価格設定
・在庫数の連携
・他店舗への連携

また、商品リストの登録や在庫管理、販売管理、顧客対応や発送などについても、ACCESSの導入によって一元管理ができます。

ACCESSで叶う3つの「不要」

前述したように、輸入物販に関わるほとんどの作業を自動化できるほか、以下3つの要素を「不要」とすることに着目しました。

  1. 知識不要
  2. 在庫不要
  3. 長時間労働不要

この3つの不要については、以下の記事で詳しくお伝えしています。

ACCESSの堅実なビジネスモデル、戦略とあわせてご紹介していますので、よろしければあわせてご覧になってみてください。

自動販促システムはどこまで自動化できるのかについてのまとめ

自動販促システムで対応できる範囲は製品によってさまざまですが、主に以下のような作業を自動化できるものが多いです。

・メール配信
・ユーザー属性の振り分け
・受注処理や発送処理
・在庫管理
・他ECサイトとの連携
など

また、対応サイトも提供される自動販促システムによって異なります。

自動販促システムの導入を検討する際は、ぜひ自身のビジネスと適合するかどうかや、ミスが起こりやすい作業、今後の販路拡大の予定などをしっかりと整理してから選んでみてくださいね。

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