副業で物販を始める方法とは?初心者でも分かる手順・メリット・デメリット
商品を仕入れて販売するという至ってシンプルなビジネスを「物販」と呼びます。
昨今では副業や兼業を推進する政府の動きもあり、副業・兼業に寛容な会社も増えてきているようです。
しかし「商品を仕入れて販売する」と言っても、やはりある程度の基本的な知識がないと在庫を余らせてしまっったり失敗してしまうリスクが高くなってしまいます。
この記事では副業で物販を始めたい方向けに、基本的な知識を初心者でも分かるようにまとめました。
物販ビジネスが気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
「物販」とは
物販とは、仕入れた商品に利益を上乗せした価格で販売するビジネスのことです。
- 商品を仕入れる
- 商品を販売する
- 購入される
- お金をもらう
基本的なサイクルは上記の通りで、いかに安く仕入れて高く売るかがポイントとなります。
また、物販で利益が出る仕組みは「販売価格>仕入れ価格+送料や手数料などの諸費用」となり、「販売価格=利益」というわけではないため注意が必要です。
物販は副業でもできる?
結論からお伝えすると副業でも物販を行うことは十分に可能です。
もちろん、商品が売れたり顧客から問い合わせがあったりした場合は迅速に対応する必要があります。
しかし物販は基本的に自分のペースで取り組むことができますし、昨今では代行サービスも充実しています。
たとえば大手ショッピングサイトを利用した物販の場合、納品を代行してくれる業者を利用し仕入れた商品を自宅で受け取ることなく大手ショッピングサイトの倉庫へ直接配送してもらうこともできますし、有料サービスを利用すれば購入者への発送も代行してもらうことが可能です。
物販を効率化するツールもたくさんあるので、それほど心配はいりません。
副業で始める物販の販売方法
ここでは物販の販売方法を以下の3つに大きく分類しました。
- 国内販売
- 輸入・輸出販売
- 無在庫販売
一口に「物販」と言っても、ビジネスモデルが異なるものがいくつかあるので、簡単に知っておきましょう。
国内販売
国内販売はその名の通り国内で仕入れ、国内で販売をする物販ビジネスです。
国内における「せどり」や「転売」、国内にある自社で商品を製造して販売する場合なども該当します。
仕入れは国内で行うため商品が到着するまでに時間がかからず、ある程度の商品品質も保たれている点がメリットですが、その分仕入れ価格が高い傾向にある点がデメリットです。
輸入・輸出販売
・海外から仕入れて国内で販売する(輸入販売)
・国内の商品を海外で販売する(輸出販売)
国内ではなく海外による輸出入を経て商品を販売する場合は「輸入販売」「輸出販売」と呼びます。
海外から輸入する商品は仕入れ価格が安く、利益率を上げやすい点がメリットですが、中には粗悪な商品が紛れていることや、商品の到着までに時間がかかる点がデメリットです。
無在庫販売
在庫を抱えるタイプの物販は売れ残りなどのリスクがありますが、「無在庫販売」であれば在庫を抱えずに商品を販売することが可能です。
注文確定後に商品を仕入れることから在庫を抱えるリスクがない一方で、このような仕組み上どうしても商品到着までに時間がかかってしまうデメリットも挙げられます。
物販を副業で始めるメリット
- 本業があるためリスクを軽減できる
- 資金が少なくても始められる
- 空き時間に取り組める
物販を副業で始める場合、主に上記3つのメリットが挙げられます。
本業があるためリスクを軽減できる
当たり前ですが副業で物販を始めるということは「本業」の収入を得ながら新たにビジネスを始められるということです。
安定的な利益がない中で始めるビジネスは、万が一失敗してしまった場合に生活費が確保できなくなるリスクもありますが、副業であれば万が一失敗してしまっても最低限のリスクに抑えられます。
資金が少なくても始められる
物販は「商品の仕入れ代」「ショップの手数料」といった少ない資金で始めることが可能です。
設備導入費や消耗品費、人件費を極力抑えたビジネスができるのも物販のメリットと言えます。
また自宅にある不用品をフリマサイトやオークションサイトで販売をすれば無料で物販ができますし、無在庫販売であれば少ない資金でより本格的な物販に挑戦できるでしょう。
空き時間に取り組める
冒頭でもお伝えした通り物販は副業でも挑戦できるビジネスで、毎日決まった時間に作業を進めるというようなことはありません。
自分のペースで商品をリサーチしたり、ネットショップの準備をしたりと進めることができます。
空いている時間を活用して作業に取り組めるため、休息を取りたいときには自由に休息を取っても問題はありません。
物販を副業で始めるデメリット
一方で副業で始める物販においては「デメリット」にも目を向け、事前に理解をしておく必要があります。
- 副業で物販を始めている人が多い
- 在庫を抱えるリスクがある
- 本業と並行して取り組む必要がある
副業で物販を始めている人が多い
「物販」はもともと市場規模が莫大で、加えて昨今では副業で物販を始める人も増えています。
要するに「ライバルが多い」という状態です。
物販を通して大きく利益を得たい場合はある程度の資金力が必要となりますし、メーカーと直接取引をするなど工夫を凝らす必要があるでしょう。
在庫を抱えるリスクがある
物販においては在庫を抱えるリスクを完全に避けることは非常に難しいです。
また無在庫販売であっても商品の仕入れ後に購入者からキャンセルされてしまうと、在庫を抱えることになります。
本業と並行して取り組む必要がある
副業は本業と並行して取り組む必要があるため、体調管理には十分に気をつけなければなりません。
副業に力を入れるのは良いことですが、それが原因で体調を崩し収入を失ってしまっては元も子もなくなってしまいます。
副業は無理をせずに続けられるような方向性で取り組みましょう。
簡単に始める副業物販の5ステップ
副業で物販を始める流れを、5ステップで簡単に解説します。
とくに初めて物販に取り組む方は参考にしてみてください。
STEP1.販売するサイトを決める
メルカリやヤフオク | ・「メルカリ」「ヤフオク」はとくに利用者が多く、販売方法もシンプル ・集客の必要がなく商品は売れやすいが、価格競争が激しめ |
BASE | ・初期費用、月額費用0円で簡単にネットショップが開設できる ・直感的な操作、豊富な機能で初心者でもネットショップを作成しやすい ・自分で集客しなければならない |
minne | ・ハンドメイド版メルカリのようなプラットフォーム ・自分の作品を好きな価格で販売できる |
まずはどこで商品を販売するかを決めておきます。
上記は人気の主要販売サイトを一部ピックアップしたものです。
自分で1からネットショップを作成し集客する方法や、その他楽天市場やYahoo!ショッピングなどに出店する方法もあります。
STEP2.商品をリサーチする
販売サイトを決めたら、主にそのサイトで売れている商品をリサーチします。
どの商品がいくらでいつ売れたのか、またいくらで仕入れられるのかを確認し、仕入れる商品を決定しましょう。
STEP3.商品を仕入れる
実際に商品を仕入れます。
大量に仕入れることで1つあたりの単価は安くなる傾向にありますが、リスクが大きいため最初は1つ~2つ程度で始めてみましょう。
また、できる限り安いところから仕入れるのもポイントです。
STEP4.商品(出品)ページを作成し販売する
商品を仕入れたら画像や商品説明文などを用意し、商品ページ(出品ページ)を作成します。
同様の商品を見てどのような画像、説明文で販売しているかを参考にしてみましょう。
STEP5.商品を発送する
商品が売れたら商品を梱包して発送します。
自分で梱包する場合は、自分が商品を購入した時を想像し丁寧に梱包しましょう。
購入者が無事に商品を受け取り、確認が完了すると売上金が自分のものになります。
まとめ
今回は副業で物販を始める方法やメリット、デメリットについて詳しく解説しました。
なお、株式会社NEXTでは物販に必要な作業工程を自動化するためのシステムを独自開発し、フランチャイズという形で提供しています。
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